働く女性にとって永遠の悩みといえば、仕事と子育ての両立です。つらい就職活動を乗り越えて就職し、なんとか仕事にも慣れて軌道に乗ってきた頃には、もう20代後半という人も多いでしょう。
この年代の女性の悩みといえば、結婚と妊娠です。子どもを産むなら、30代前半に1人は産んでおきたいと思うようになるのではないでしょうか。では、どのような方法で子育てと仕事を両立していけばいいのか考えてみたいと思います。
2016年度の女性の育休取得率は、81.8%です。この数字をみると意外と取っている人が多いという印象ですが、その後の出産後継続就業率は52.9%でした。出産後も仕事を続けるには、子どもを預けるための保育園を探さなければいけません。特に都市部に住んでいる人は、非常に競争率が高くて大変です。
自治体によってもばらつきがありますが、国が認めている認可保育園に入れる場合、両親が1日8時間以上働いている、子どもが2人いて2人とも預けなければならない、などさまざまな条件があります。例えば、一度仕事を辞めて落ち着いてからもう一度働くのであれば、まず仕事を始めるために保育園を探す必要が出てくるでしょう。
しかし、まだ仕事を始めていない状態なので保育園に入れる条件を満たせず、子どもを預けることができない状況になってしまうのです。もし悩むことなく仕事を続けたいのであれば、育休取得後すぐに保育園を探すことが一番の近道なのかもしれません。